そこでオムリはイスラエルの人々と共にギベトンから上ってテルザを囲んだ。
ついでアビメレクはテベツに行き、テベツに向かって陣を張り、これを攻め取ったが、
アビメレクはその日、終日、町を攻め、ついに町を取って、そのうちの民を殺し、町を破壊して、塩をまいた。
その陣取っていた民が「ジムリはむほんを起して王を殺した」と人のいうのを聞いたので、イスラエルは皆その日陣営で、軍の長オムリをイスラエルの王とした。
ジムリはその町の陥るのを見て、王の宮殿の天守にはいり、王の宮殿に火をかけてその中で死んだ。